東南アジアや沖縄、鹿児島県奄美群島の風習として洗骨いうものがある。沖縄ではシンチク(洗骨)と言い、奄美群島ではカイソウ(改葬)と称する。かつての沖縄などでは、よく見られる葬制であった。琉球王国の王室は、戦前まで洗骨を経て納骨されていたことが記録に残っている。女性解放運動の一環として沖縄でも火葬場での火葬が推奨され、保健所の指導もあり沖縄本島では戦後消滅したとされる。一部の離島ではまだ現存しており、戦前に生まれた世代の島民の中には依然洗骨を望む人も根深い怨念のようにいるものである。2010年6月25日NHK九州沖縄スペシャルで放送された洗骨の儀式が放送された、それによると明治に入ってからの風習でありそれまでは、共同墓における風葬が行われていた。明治に入り風葬について死体遺棄罪が問われるようになり、土葬を経て洗骨するという形式になった。洗骨という第二の葬儀を経ることで子孫に幸福と豊穣をもたらすと祖霊となると考えられているようだ。地方の古い風習とは言っても、今考えさせられるという内容の番組でしたね。